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京都・滋賀の結婚相談所　京滋ブライダル　です。

多くの方のご結婚をお世話する中で、多くは成婚まで行きつき良かった思うことが多々あるのですが、時々はゴール途中で難しい課題も沢山出てきて、結局、「ご縁が無かった」となるケースも時々あります。

先日は、京滋ブライダルの男性会員と他の相談所所属の女性との真剣交際でもこんなことがありました。

昨年末にお見合いをして、意気投合、お見合い後すぐに交際へと流れ、一月位した頃でしょうか、彼から「真剣交際をお願いします」との連絡がありました。今まで、あまり女性とのお付き合いが無かったと聞いている彼のあまりにも早い決断に驚いたり、感心したりしながらも、相手方相談所に確認を入れたところ、女性の方も了解されているということで、双方相談所で彼も彼女も「真剣交際」というステータスに入りました。今までの交際時期と何が違うかと言えば、彼も彼女も合意の上で結ぶ「真剣交際」は、婚活中ではありますがプロフィールの閲覧は出来ませんので、申し込むことも申し込みを受けることも出来ません。つまり、二人だけの世界に入るのです。そうして、二人は結婚に向けて、誰からも邪魔されることなく、将来設計を立て、具体的な価値観の共有や過去の清算などをしていく事になります。原則、「真剣交際」期間は3カ月として、お互いを知り尽くし、ご両親への挨拶などの期間も入ることがあります。そんな時期に彼らが入って2カ月が過ぎた頃でしょうか、彼から「先日、正式に結婚の申し込みをしたところ、回答を保留されました。その後も毎週デートを重ね、2週間くらいになるのですが、彼女からの返事は無く。来週のデートを誘ったところ『少し待って』と言われました。どうしたんでしょう」と相談がありました。

詳しく聞くと、真剣交際後毎週デートを重ね、楽しかった、価値観も趣味も合っていたので、彼は素直に結婚を考えて申し込んだというのです。しかし、今までになく次のデートを断られ暫く時間が欲しいというのです。どうしたらいいのか悩む彼を見かねて、早速、相手方相談所にお尋ねしました。相手方の相談所からも決して彼からの問い合わせとは言わずに、彼女のお気持ちを確認して欲しいとしていたところ、次の日に連絡ボックスに丁寧な報告と結局は、真剣交際のお断りという彼女の気持ちが綴られていました。

長文でもあり、彼と彼女の話の流れが理解できないこともあって、彼に一度事務所に来てくださいと連絡したところ、翌日、平日にもかかわらず、勤務先の職場に休むことの報告と仕事の段取りだけを引き継いで事務所に駆け付けてくれました。私が、別に休んでまで来ていただかなくとも…と言うと、彼は、「いいえ、どうせ仕事も手につきませんので・・・。」と深刻な表情で事務所に入ってきました。

ここで、詳細を書くことは出来ませんが、決して彼女は彼を嫌いになったわけでもないし、付き合う中で嫌な面が見えてきた訳でもないのです。今も、彼の人柄を気に入る中でも、一つ心配なことがあったというのです。彼が将来に向けて全て話した中に、自宅ローンのことがあって、今はご両親と住む自宅に彼名義でローンが組まれている、でも彼女は両親と同居する気はなく、彼も新たな住宅を考える。そうした場合、彼のローンはどうなるの、ローン返済はどうするの、今の自宅はどうなるの・・・・と、彼女なりに悩み、心配し、彼の割り切った考え方、ご両親との約束が彼女には感覚的に納得できなかったようです。

彼女の想いが綴られた相手方相談所からの長いメールを読む中で、彼からは「僕の性格がイヤになったり、生理的にイヤと言われれば未だ諦めも付きますが、こんなことで結婚ができないなんて・・・」と頭を抱えて今にも泣きそうな表情を見ると、何とか修復できないかと、改めて、彼の素直な気持ちを汲んで改めてもう一度だけでも彼女に出会わしてもらえないか、話す機会を作ってやってもらえないか、せめてメールだけでも送れないかを彼女に聞いてもらうことにしました。喧嘩をしたわけでもなく、彼を嫌いになったわけでもない彼女になんとか、彼の気持ちをもう一度伝えたいと相談所にお願いしました。

先週まで頻繁に出会っていたのですから、彼女の電話番号もアドレスも彼は知っています。でも、こうして、一度、彼女からお断りの意思表示がされた以上、改めて相談所を通じた彼女とのやり取りに彼も理解を示してくれました。本当に、誠実で真面目にお付き合いを考えていただけに、今回の件はかなりのショックのようで、相談所としてもなんとか彼女に理解していただけないか、努力するしかありません。

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